皮膚カンジダ症ってそもそもどんなもの?

皮膚カンジダ  カンジダ菌が感染して皮膚が炎症を起こしたものです。関節の内側、股やおしりなど、こすれやすい部分やムレやすい部分にできやすいです。小さなブツブツが多発し、水ぶくれのようになったり、膿を持ったりすることも特徴的です(写真のようなブツブツ)

 おむつかぶれと間違いやすいものですが、おむつが当たる部分以外、首の後ろにもできることがあります。皮膚カンジダ症のみの発症であれば、健康な皮膚との境目がはっきり確認できると思います。

皮膚カンジダ症の原因って何?

皮膚カンジダのイメージ カンジダ菌という菌が感染して皮膚が炎症を起こします。このカンジダ菌は湿った場所を好む性質がありますので、ムレやすいおむつの中にできやすいという傾向があります。おむつかぶれのお薬はカンジダ菌が活発にしてしまう効果がありますので、おむつかぶれ薬の使用で症状が悪化したなら皮膚カンジダ症を疑います

家庭でできる皮膚カンジダ症の予防法・対処法

お肌をしっかり乾かす

おむつをあてる前にしっかり乾かす  まずは病院で皮膚カンジダ症の診断とお薬をもらってくることが先決です。そして、患部を湿らさないようにできるだけ乾燥させるようにします。おむつ交換をこまめにする、おしり拭きでふき取るよりもシャワーなどで流してあげて清潔にする。しっかりお肌が乾いてからおむつをあてる。などの工夫が必要です。

 特に体のくびれの部分やしわになる部分は湿気もたまりやすくカンジダ菌が好む場所になるので、洗い残さないように、洗った後はしっかり乾かすように注意が必要です。

皮膚カンジダ症は病院へ行きましょう

病院 最初から皮膚カンジダ症を疑ったなら、すぐに病院へと向かうと思うのですが、単なるおむつかぶれと思っている場合が多い感染症です。ですので、おむつかぶれだと思っていても、以下の状態であれば病院への受診をオススメします。

  • きちんとケアしているのにおむつかぶれがなかなか治らない
  • おむつが当たらない部分にも症状が見られる
  • おむつかぶれのお薬を使っても治らない、または症状が悪化した
  • 小さなブツブツが多発し、膿をもっている

 正直、見た目だけでは皮膚カンジダとおむつかぶれを見分けることは難しいケースが多いです。特におむつかぶれや汗疹(あせも)を併発している場合は見分けが付きにくいです。病院でしっかりした診断をしてもらうことが大切です。患部の一部を採取して、顕微鏡で検査すると、カンジダ菌がいるかいないかはすぐに分かるのです。

病院でよく出る皮膚カンジダ症の薬

軟膏・クリーム 患部の状態によってある程度薬は使い分けされます。この辺りは医師の裁量にもよるので絶対にこのお薬が出るとは言い切れないのですが、大体はこんな感じかなという辺りを紹介します。ですので、当然ここに記載されていない医薬品やジェネリック医薬品が使用される場合もあります。

皮膚カンジダ症のお薬

 エンペシドクリーム、ラミシールクリーム、フロリードDクリーム、ニゾラールクリーム辺りの抗真菌薬が処方されます。

 おむつかぶれやあせもを併発している場合でも、まずは皮膚カンジダ症を治療することが先決です。(おむつかぶれやあせものお薬を塗ると皮膚カンジダ症が悪化するので、皮膚カンジダ症と診断された時点でおむつかぶれのお薬は使用を中止します。)

 また、見た目で正常な肌に戻ったように見えても、まだカンジダ菌が存在しているケースもありますので、勝手な判断で薬の使用を中止せず、主治医の指示があるまで薬は塗るようにしましょう。自己判断による中止は再発を招きやすい行為です。

皮膚カンジダ症はどのくらいの期間で治りますか?

 患部の状態やケアが正しく行えているのかで期間はかなり前後しますし、皮膚カンジダ症が発症している部分でもかなり異なります。一般に早くて2~3週間で治る場合もありますが、再発再燃しているようなケースでは半年くらいかかってしまうようなこともあります。ママやパパには大変な負担になるかもしれませんが、決して甘く見ず、ケアを怠らないようにすることが大切です。

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